うつ病の機械による客観的診断 光トポグラフィーと唾液の検査

うつの客観的な所見を表すものに、光トポグラフィーという機械による検査については聞いたことが有りましたが、唾液を採取する検査もあるようです。

1.光トポグラフィー
　沢山のセンサーが取り付けられたヘルメット形状のもので、頭蓋内の血流の変化を見て「うつ」「双極性障害」「統合失調」の鑑別診断が精神科医によって可能な検査機器です。
　
　この鑑別により、投薬の判断も容易に可能になり、近年ＮＨＫの特集にて紹介されたことで、予約が殺到し、申込んでも中々検査出来ない状況になっているようです。

　この検査は、先進医療による治療で、健康保険が使えませんので検査に１万台（病院による）の検査料金がかかるのと、実施している医療機関も全国では２５箇所。２５年１０月１日現在、四国では香川県　「医療法人社団以和貴会　いわき病院」のみが厚生省に先進医療の登録をされているようです。

2.唾液採取による検査
　この検査キットは、うつの診断を行う検査キットではありませんが、ストレスの度合が判るようです。採血でもアドレナリンの濃度にてストレスの度合いがわかりますが、痛みがあり採血そのものにストレスを感じて数値に信憑性が疑われるようです。
　唾液なら興奮やストレスの度合いを推し量りやすいそうです。

　あくまでも、ストレスや興奮の度合いを推し量るので、うつの診断は出来ませんが費用も5,000円以下とのことです。

　医療機関に患者から客観的所見の要望があった時、出すこともあるようです。

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